介護に関するスペシャリストになるための資格の一歩
資格の特徴について
介護福祉士国家試験に必須とされている実務者研修は、介護技術・医療ケアなどの知識を得て質の高い介護を提供できるように法律で定められた資格となっています。20科目450時間受講することが必要で、修了試験はスクールによって存在していますが、介護福祉士になるためにはこの研修を終了してから3年の実務経験が必要です。取得することで資格手当が付くため、介護施設で働いている場合は給料をアップできる可能性がとても高いといいます。また、訪問介護施設に必須とされているサービス提供責任者として働くことが可能となるため、仕事の幅が広がり、多くの人を多様な形で介護することができるでしょう。資格を取るためには、自宅学習とスクーリングを行う学校に通って、働きながら取得する人が圧倒的に多いです。
介護福祉士が活躍できる職場を知ろう
実務者研修を受けて3年実務経験を積み、介護福祉士国家試験に合格すると、介護を取り扱っている様々な施設で働けるようになります。例えば、特別養護老人ホーム、通称特養などと呼ばれますが、生活の困難になった要介護3以上の高齢者が入居する施設です。利用者の生活面のサポートだけでなく、レクリエーションや緊急時対応、健康管理など多数の部分で対応しなければならないといいます。それ以外では介護老人保健施設や介護付き有料老人ホーム、訪問介護事業所やデイサービスなどの施設で働くことが可能です。やりがいのある仕事場や自分自身のスキルを生かして働ける場所など、多彩な施設が存在している為、どんな形で介護に携わりたいのか考えて働くことが必要となります。
